▼プレーリーダーは“指導者”ではありません
プレーリーダーは、プレーパークにはなくてはならない存在です。
“リーダー”という呼び名から遊びの“指導者”と思われる方も多いかもしれませんが、遊びは、それをやってみたいと思う本人自身のもの。大人が指導してしまったら、主役は大人になってしまいます。
“リーダー”のもとの“リード”には、「導く」「先に立つ」の意とともに「する気にさせる」「人の心を動かす」の意があります。「子どもが自ら遊びたいなぁと思う気持ちにさせる人」。 プレーリーダーをそう捉えると、ずいぶんイメージが近くなります。
▼プレーリーダーの役割
そのためにプレーリーダーが担う役割は、実に多岐にわたっています。
(1)とにかく子どもととことん遊ぶこと。それを通じてしか共有できない子どもの気持ちがあるからです。そのうえで、
(2)言葉にならない子どもの気持ちを受け止め、「あぶない」「きたない」「うるさい」から止めなさいという大人や社会と向き合い (3)子どもの気持ちを伝えていくこと。大人ぶらない大人であることで、
(4)親や先生には話すことができないことを話せる相手として子どものかたわらにいること。「面白そう!」と
(5)子どもがわくわくするような遊び場をデザインし、素材や道具をそろえること。子どもでも大人でも、
(6)遊びに訪れるたくさんの人と人をつないでいくこと。時にはしっかりとした大人として、
(7)起こるさまざまなトラブルやけがに適切に対応すること。そして、
(8)子どもに対する犯罪の抑止という点からも非常に大きな役割を果たしています。これ以外にも
(9)イベントの企画や準備、
(10)会計や日々の日誌をつけることなどの事務を含め、その存在はプレーパークにはなくてはならないものなのです。
▼子どもの遊ぶ環境を整える重要な位置
私たち住民と区は、力をあわせ全国に先がけてプレーリーダーを有給化してきました。それは主に親の立場を持つ住民だけでは果たせない、子どもから見れば特別な立場のひとだからです。プレーリーダーは、今後の子どもの遊ぶ環境を整えていくうえで、ますます重要な位置をしめていくことでしょう。

