▼プレーパークの運営
30年をこえる歴史をもつ「羽根木プレーパーク」をはじめ「世田谷」「駒沢はらっぱ」「烏山」の4ヶ所で、冒険遊び場―プレーパークを運営しています。2005年2月のNPO法人(特定非営利活動法人)化とともに、このプレーパークの運営は、世田谷区からの直接委託となっています。
その中心は、地域の住民とプレーリーダーです。プレーリーダーは、「子どもが自ら遊びたいなぁと思う気持ちにさせる」プロフェッショナルで、専門的な研修を受けた「NPO法人プレーパークせたがや」の有給職員です。また、各プレーパークごとの世話人は、それぞれの立場から子どもが生き生きと遊ぶことのできる環境づくりに自分のできることで参加する住民です。
▼子どもの外遊びの応援
4ヶ所のプレーパークを拠点に、子どもの外遊びを応援しているとともに、「プレーカー」による「地域の遊び環境づくり」も積極的に進めています。この「プレーカー」は、いわば「外遊びの出前」で、子どもが、日常的に外遊びできる環境の少ない地域に、遊び場ごと出張する取りくみです。
「プレーカー」の活動では、外遊びの重要性を伝え、地域の遊び環境づくりの人や拠点を開拓し、地域住民自らが自主的に運営していくきっかけづくりをめざしています。2008年度には、世田谷区児童課の委託を受け、「世田谷区自然体験遊び場事業」の一環として、区内2ヶ所の公園で、遊び場開拓事業を行うなど、積極的な活動をつづけています。
▼大きい子どもたちの応援(思春期事業)
「NPO法人プレーパークせたがや」では、思春期の子どもへの応援を重点課題のひとつとです。「世田谷プレーパーク」のスケートボードランプの設置と運営協力、「羽根木プレーパーク」の羽根木音楽祭など、各プレーパークでは、イベントや日常的な活動をとおして、地域の大きい子どもたちへの支援に、積極的に取りくんででいます。
それとともに、思春期の子どもたちと、いかに向きあうのかを考える講演や座談会の活動にも力を入れています。2008年には「世田谷子ども基金」の助成を受け、「フォーラム『戸惑う青春、根っこの幼児期』-子どもが育つってどういうこと-」(報告書があります)を開催するなど、幅広い活動を積みかさねています。
▼子育て中のパパママの支援
各プレーパークでは、小さい子どもを持つお母さんお父さん向けのミニ・イベントを、定期的に開催しています。「ちびとこプレーパーク(羽根木プレーパーク)」「ちびっこプレーパーク(世田谷プレーパーク)」「ちびぱく(駒沢はらっぱプレーパーク)」「ちびっこプレーパーク(烏山プレーパーク)」がそれです。
その集大成が、2007年度「独立行政福祉医療機構(子育て支援基金)助成事業」となり、シンポジウムなど多彩な事業を可能にしました(報告書あります)。
▼遊び場の拠点・子どもの居場所づくり
これらの取りくみを中軸に、「NPO法人プレーパークせたがや」では、遊び場の拠点・子どもの居場所づくりを進めています。各プレーパークでの地道な活動とともに、研修生の受け入れ、キャンプ、演劇などの文化活動など、幅広い視点で、子どもの遊び環境を豊かにするために、「NPO法人プレーパークせたがや」は努力をつづけています。